入院して感じること

入院しました。とある病で。(さしたる病ではありません)

手術もしました。経過は順調です。

 

で、このブログは入院している病室で書いています。

幸い個室に空きがあったので、そこで病みながらもぼんやりとした日々を過ごさせていただいております。

 

日常業務や家庭の諸々の懸案事項に追われる日々を過ごしていました。気分転換にとぶらりと旅に出かけたり、ちょっと美味しいものを食べに行ったりしていました。休息と言いながらもせっかくの休日にわざわざ自分から忙しく予定を詰め込んでいました。

 

いまこうやって入院し、栄養面、健康面、衛生面を全て管理される状況で本当の休息を感じています。私は総合病院の4階にいます。そこから見える周辺の景色はいつも代わり映えがありませんが、何故かぼんやり眺めている分には飽きることがありません。

 

朝6時代の病院の職員駐車場は夜勤の看護師さんの車ばかり。ものの3日ほど観察していれば、職員の中で誰がいつも早く出勤しているかなどの細かな部分が見えてきます。

 

窓の外から見えるオフィスもどの階のどの部屋が一番長く電気が付いているかなんかも手に取るようにわかり始めるのです。

 

田んぼの稲穂が風でそよぐ様。その稲穂の間を堂々とあるくカラス。彼の足跡が軌跡を描いています。広大な田んぼの真中を黄色の帽子をかぶって赤いランドセルを担いだ女の子が走っては歩き、走っては歩く。なんとも心が豊かになる気分です。

 

何気ないささやかな発見がぼんやりとした時間に心地よいアクセントを与えてくれます。

 

私は病にかかって一時的に健康体というものを失いました。

全てにおいて管理され、自由が制限されました。

しかし本当の休息を得ることができました。